熱望よドアを叩け

Macと読書と趣味と

最近買ったものについて書きたいこと書くシリーズ:HUAWEI WATCH GT4

基本的にはApple信者なので元々はAppleWatch5を使っていたが、四角いフェイスの腕時計がマジで嫌で使うのをやめてはや2年。

そのうち丸いAppleWatchでねーかなと期待してたがお高いUltra2すら四角くもうこりゃダメだとなりなんかいいスマートウォッチの類はないものかと探していたところちょうど最近(10月後半)発売されたというHUAWEI WATCH GT4

consumer.huawei.com

 

お値段も他社製と比べてややお安いくらいのラインで見た目も良い感じ、Huaweiから派遣されてきたと思しき店員さんの説明も良かったし、まぁとりあえずiPhoneで使っても特段不便がなさそうだしiPhoneのヘルスケアアプリともちゃんと連携できそうだということでんじゃーこれ買っちゃいますと買ってしまった。ノリと勢いが8割くらいだった。

買ったのは黒の46mmで黒のシリコンバンドがついている。3万円ちょいくらいだった。おまけで色違いの緑っぽいシリコンバンドを付けていただいた。こいつだけで4000円くらいらしいので割とお得っちゃお得か。

ちなみに46mmはもう一色シルバーもあったがちょっとそっちはちょっとぱっとしないなーという感じだったので黒にした次第。テカテカしてないシルバーってかっこいいんだけど自分が付けること考えると今回はちょいちがうなーと。

 

このご時世にHuawei製品買うか?ってアレも若干あったけどまぁこれくらいは別にええか…という軽い気持ち。デザイン良いし性能とか考えるとコスパいいからね。

 

実際に使うにあたって、AppleWatch時代はミラネーゼループ(金属メッシュで無段階に締めつけ具合を決められるオシャレなヤツ)を使っていたがHUAWEI WATCHのバンド事情ってどんなもんなの?とその店員さんに聞いてみたところ、純正はそんなにバリエーションないんでサード製の使ってる人が多いですよとのこと。

調べてみるとAmazonで1500円くらいでミラネーゼループが売ってたのでそれを注文。

翌日には届くのはありがたいっすね。

 

んで最初はこのミラネーゼループをつけて1週間くらい過ごしていたんだけどもまぁなんというか安いものは安いなりの出来というかなんというかApple純正のソレと比べちゃうとね…という感じになってしまい結局純正の普通のシリコンバンドに戻してしまった。

このシリコンバンド、サラッとした質感もよくてつけててもあんま嫌な感じがしないのでとても良い感じ。最初からこっち使っときゃ良かった。

シリコンバンドについては色がこの黒と緑っぽいのの2つしかないようなのでもうちょっと他の色も出して欲しい…。

 

実際に使っている感覚としては特段不可はなく普通に良い感じ。

まぁ時計と諸々トラッキング用としてしか使ってないんで見た目が良くて付け心地に不満がなくてトラッキング精度がまともなら何も困らないって話ではあるんだけど。

見た目はかなり気に入ってます。スマートウォッチあるあるのフェイスを好き勝手変えられるヤツも無料有料併せて膨大に選択肢がありその日の気分で変えたりできるのでとてもいい。あとフェイスが丸いって素晴らしい…ってなります。マジで。

ラッキングについても歩数ちゃんとカウントしてくれておおむねこんくらいだなって数字と一致するのでスマートウォッチに求める機能については不満は無し。

バッテリ持ちは素晴らしい。2週間くらいは充電しないで使えるって聞いて本当かよ〜と思ってたけど一日付けてて残バッテリ99%とかなってるの見てちょっと笑った。すげーわ。思い出した時に適当に充電しとけばいいのでだいぶストレスフリー。

 

んで不満点。

これはマジで1つしかないというかこの1つがデカくて他は割とどうでもいいやってなる感じなのですが、フォントが中華フォントなんですよ。時計側もアプリ側も。

アプリは一日一回は開いて今日どれくらい歩いたかな〜とか見るのでとても目に付く。

気にすんなよって話かもしれんけど気になるもんは気になるので仕方ない。

せっかく日本語への翻訳自体はちゃんときっちりやってんだからこの辺も変に手を抜かずちゃんとやってほしい。

当然動作には何の影響もないんだけど、だからこそなんかオサレ感出して売るならこういうとこ抜くなよもったいない…と思ってしまう。

HUAWEIの人この事見てたら是非是非是非!対応をお願いします。

 

そんな感じでとりあえずiPhoneと一緒に使ってても特段問題なく使えるのでHUAWEI製品に抵抗ない人は選択肢に入れてみてもいいんじゃないかなと思います。

見た目も性能も他社の同価格帯と比べても割といいとこいくんじゃないかなと。

 

シリコンバンドのカラバリ追加とアプリのフォント改善まってま〜す。

そんな感じで。

Macを新調した。かわせみ4を導入した。

買おうと思っていたM3MacBookAirが出なかったのでM2MacBookAirの整備済み品を買いました。

買ったのはメモリを8GB→16GB、SSDを256GB→512GBにしたモデル。

お値段的にはだいたいオプション1.5個分くらいの価格差になるのでお得ですよね整備済み品。
US配列は無いですがイキってた頃ならともかく最近はもう日本語配列でいいやな感じになったので特段困ることも無く。

直近のMacは2016くらいのIntel i7積んだ16inch Pro→M1 macmini→(手放して手元に動くMacがない)→M2MBAみたいな感じ。
15インチ未満のMacBookシリーズは大学1年以来とかなので本当に久しぶり。画面せっま!ってなった。

 

他にも身の回りのガジェットもそれ以外もいろいろまとめて更新したけど一旦その辺はおいといて、今回は日本語入力ソフトの更新の話。

 

昔は何使っていたかあまりよく覚えていないが、Googleの日本語入力が出てからはとりあえずそれを入れとけみたいな感じで入れていた。インターネッツで活動する上では一番変換がそれっぽく馴染むのもあり特段不満もなく使っていた次第。

ただ、あんまりこれだ!としっくり来ていたわけでもないのもまた事実であり、M1macminiを使い始めた辺りからはデフォルトの日本語入力機能を使っていた。

古い辞書登録した用語とか整理するのがめんどくさかったってのもある。

 

んで、今回M2MacBookAirは完全新規セットアップでまっさらでそのまま引き続きデフォルトのを使っていたのだがなんとなく他のを使いたいなと思い物色。

ATOKがサブスクになったのは知っていたが、他に選択肢はないのかなーと探していた。

そうしたらなんとかわせみ4がリリースされていたではないか!

 

www.monokakido.jp

リリース日は今年の11/14日。

かわせみって名前はずっっっっと前から知っていたけど有料だったのもあり(当時は学生だったのもあり)使ったことはなかったのだが、

こんな最近リリースされていたなんて運命だろということで即購入&導入。

価格はご新規様だと3300円の買い切り。バージョンアップだと2200円とのこと。

日本語入力って実質常時使用しているもんだしこの価格なら全然アリだよねというくらいの程よい価格。

 

導入してみた感じ、流石に今まで長年使ってきたデフォルトのヤツやGoogleのヤツ程思った通りのスムーズな変換ではないが、この辺は自分のクセの問題なので使っていくうちに徐々に自分色に染まっていくだろうからあまり気にならない。

予測変換の表示も見やすく、変換候補自体はまともなものが出てきて、特段重さも感じないので今のところは継続して使っていけるなという感触。

社会人になってから自分のMacで作業することは減ってしまったが、こうやって文を書くのはやっぱり楽しいのでせっかくだしまたブログでなんかいろいろ書いていきたいですね。

そんな感じ。

 

そういえばこのかわせみ4を売っている物書堂(流石に一発で変換できた)さんのページを見ていたらegwordがあってとてもびっくりした。生きとったんかワレ!みたいな感じ。

縦書き対応の日本語入力できる諸々ってほんと選択肢がないんでこういうのありがたいっすね…。そのうち買う。

 

というわけでかわせみ4を買った勢いで20分くらいでざっと書きたいことを書いた次第です。1400文字くらい。ここまで書いた感触はとてもストレスフリーでいい感じ。やっぱPCのキーボードはスマホと違って入力快適だし全然疲れないっすね。

もう月曜なので寝なければ…。

 

 

『君たちはどう生きるか』を観てきた

昨日レイトショーで観てなんとなく頭の中で整理した感想とか諸々を。

だいたいは観終わってすぐぶっ壊れていたTwitterに吐き出したのでその再編集的な感想のメモ。

感情に任せた感想なのでシナリオについてはあんまり言及する気はなくネタバレ要素はほぼ無いですが、他人の感想という色眼鏡無く宮崎駿作品を観ることができる機会なんてものはもう恐らくこれが最後かあと1回かというところだと思うので、その貴重な機会を捨てないためにも読むのは作品を観た後にしてほしいなと思います。

 

内容やタイトルについて感じたこと

まず観終わって第一に思ったのは『この作品は他人に見せることなんて二の次で自分が吐き出したいものを吐き出したんだろうなぁ』ということ。

映画監督とか脚本家ではなく1人の創作活動家として作りたいものを作ったんだろうなということを強く感じました。

本人が監督としての引退宣言をした後に作られたこの作品ですが、恐らく宮崎駿は大衆に見せる作品の監督としては引退した気持ちのままだったのではないかな、と思っています。(実際のとこはわからんけどね。)

 

第二に、この作品のタイトルは視聴者・観客ではなく自分自身への問いかけとしてつけたのではないかなと思いました。

他の作品から名前をいただいてきてそれをそのまま使うというのは、そしてそのオリジナルを強烈な自己投影を感じさせる作中に出すというのはそういうことだったのではないかなと感じます。

 

パンフレットは作品公開からしばらく後に発売されるようで公開2日目時点はまだ劇場で購入できませんでした。

個人的にはこの作品に関してはパンフレットよりもこの作品を作っている間の宮崎駿の手記があればそういったものを見たい、と強く思っています。

 

 

プロモーションについて

事前プロモーションをほとんどせず当日になってもアオサギのよくわからん絵くらいしか情報がない作品でしたが、これはきっとプロモーション担当もどう宣伝したらいい作品なのか最後まで分からず仕舞いだったからこそ仕方なくこんな形にしたのではないかな、というのが本編を観ての感想です。

この作品からCMに使うカットをどう選んでも出来上がるのは嘘予告みたいな物体になってしまうと思われます。

なんせ恐らく作った本人ですら何を伝えたい作品なのかがよくわかっていないであろう作品のため、広告がそうなってしまうのも仕方ないわけです。

映像広告がなかったのは広告を嘘にしないための苦肉の策であったのだろうと推測しています。

 

全体を通しての感想・総評

宮崎駿の最新の死生観を何の前情報も色眼鏡も無く知れるというのは本当にもう一生に何度もないどころかこれが最後かもしれないと思うと本当に幸運であると思う訳です。

 

何らかの形に整えられて見ることができる他人の死生観というのは本当に貴重なものであり色々考えてしまった。

というのが観終わった自分の最初の感想ツイートだったのですが、自分の中では1日経ってもこれが全てです。

この作品を通して『宮崎駿はどう生きるか』を感じてそこにあるものを僅かでも捉えることができたことは本当に幸運であったと思っております。

これは本質的には恐らく『ジブリ作品』ではなく『宮崎駿』を観たのだろうと、そんな感じです。

 

そしてこの映画は恐らく2回目を観ても1回目のように多くのことを感じることはないのではないかなと思います。

一般的には1回目で表面を見て2回目以降で作者の考えを掘り下げていく、というものかと思うのですが、

この作品については1回目で感じたことは2回目以降には色褪せてしまい、単に作品の評価をせざるを得ない、『宮崎駿』ではなく『ジブリ作品』を見ることになるだろうということです。

 

個人的にはとても素晴らしいものを観ることができたと、そう思います。

以上。